口臭の原因: 2008年1月アーカイブ

口臭の原因となるものはさまざまです。歯周病や虫歯や歯槽膿漏などの口膣内の疾患が
口臭の原因となることもありますし、糖尿病などの身体的な疾患が口臭の原因であることも
あります。
そのような、治療すべき原因がある口臭の場合もあるのですが、口臭の原因の中には、治療を
する必要のない、誰でも起きうることが原因の口臭があります。
そのうちの一つが、寝起きの口臭と呼ばれる口臭です。
寝起きの口臭とはどのような口臭なのでしょうか。また、寝起きの口臭が起こる原因とは
どのようなものでしょう。

寝起きの口臭とは、起床したときのキツイ口臭のことで、この寝起きの口臭はどんな人にでも
起こりうる種類の口臭です。
何故、寝起きの口臭が起きるのでしょうか。それは、口臭の起こる原因の中に、口の中が
乾いている場合に口臭が起こるということと関係があります。
寝ている間には、唾液の分泌がとても少なくなります。そのことから、寝ている間に、
口の中はどんどん乾いていくことになります。これが寝起きの口臭の原因となります。

人間の唾液には、殺菌成分が含まれています。寝ている間には、唾液の分泌が抑制されている
ので、口の中の細菌がどんどん増殖していくことになります。このことが、起床したときの
口の中がネバネバとネバついていて口臭がクサイ原因になり、寝起きの口臭となるのです。

また、寝起きの口臭の原因となる以外に、寝ている間の唾液の分泌の抑制のせいで
どんどん増える細菌は、虫歯や歯周病なども進行させていくことになります。
そして、虫歯や歯周病などが進行すると、さらに口臭がひどくなるので、寝起きの口臭と
併せてとてもキツイ口臭となってあらわれるわけですね。

寝起きの口臭は、特別な人ではなくどんな人にでも起こる可能性のある種類の口臭です。
この寝起きの口臭は、上記のように口が乾いているせいで雑菌が増殖しておこる口臭ですので、
起床後に歯を磨くなどすることにより、寝起きの口臭はなくなることになります。
また、寝起きの口臭を軽くする工夫としては、できるかぎり寝ている間に、口のなかで
増える雑菌の数を減らすため、寝る直前に歯を磨くなどすることが効果的です。

また、寝起きの口臭がある場合の起床後には、朝食をとったあとに歯を磨くのではなく、
まず起床したらいちばんに歯を磨くなどすることが、寝起きの口臭の不快さをすこしでも
やわらげる方法です。
また、寝起きの口臭を減らすために、寝起きの口臭予防の液体などがあるので、
そのようなものを寝るまえに口に含んでゆすぐと、改善されるでしょう。

口臭がするということに胃は関係しているのでしょうか。

胃が口臭に関係しているとしたらそれは食事に繋がってきますね。よくコマーシャルでも見かけると思います。「ブレスケア」ご存知でしょうか。ニンニク料理などをたべても「ブレスケア」を食べれば胃の元から臭いを消すので口臭しません、という「ブレスケア」です。胃が口臭に関係しているときは臭いのきつい物を食べた時でしょうね。ですから体調を崩した時に口臭がするのは胃が原因ではありません。

体調を崩したときに口臭がするのは免疫力が低下して口の中の最近が増えることによって口臭がきつくなるのです。熱がある場合にも体内の水分が減ったり、唾液の分泌量が減ったりして口臭がします。口臭は食生活の見直しや風邪を予防することで防げるのです。なので風邪が治れば口臭も消えていきますし、きつい食べ物を食べて時間がたてば口臭も消えてしまいます。

逆に言えば口臭がするということは体のどこかが調子が悪いと訴えていることとなるので、病院へ検査に行くのもよいと思います。

口臭は体調不良のサインということになりますね。唾液の分泌量が減ると口臭がするのは唾液というのは細菌を殺してくれる働きがあるのでその唾液が減ってしまうと死ぬはずの細菌がいることになるので口臭がするのです。



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