2007年10月アーカイブ

口臭のほとんどは生理的口臭といって舌や歯の汚れと細菌がつくり出す成分によって発生します。だいたい70%を占めていると言われています。

口臭に唾液はとても重要です。唾液が流してくれるのでキレイになる口の中も唾液の分泌量が少なければ流すことができず口臭の原因となってしまいます。

また唾液の分泌量というのは睡眠不足やストレスなどでも減ってしまいます。そういった口臭というのは改善ができますよね。睡眠不足ならば早く寝るように心掛けて睡眠をとったりストレスはストレスの原因を考えて取り除いてあげると改善できます。

口臭の原因として病気の場合もあるので注意です。病気といっても虫歯や歯周病といった口腔内の病気が原因で口臭がする場合と喉の病気や扁桃腺の病気、呼吸器官や消化器官の病気、糖尿病などの体の病気でも口臭は起こります。口の衛生管理をしていても口臭がする場合には病気ということも考えられるので病院へ行ってみることをおすすめします。

ですから口臭というのは口腔内管理ができていなくても起こりますし、ストレスなどの精神的なことでも起こりますし、体の調子が崩れても起こるので言えば体の健康メーターみたいなものです。口臭が教えてくれていることもあるので口臭だと甘く見ないで歯医者さんなどへ相談してみてください。

赤ちゃんに口臭がしているという場合にはたいてい赤ちゃんが何らかの病気になっているときです。風邪や発熱、口内炎や扁桃腺炎にかかっているときです。

他にはアデノイドやアデノイド周囲炎、蓄膿などです。また単に鼻が詰まっていて口呼吸をしているときにも口臭はしてきます。なぜそういった時に口臭がするのかというと、唾液の分泌量が減ってしまうがために口臭がしてしまうのです。

唾液というのは口の中の汚れや細菌などを流してくれてきれいにしてくれる作用があります。ですがその唾液の分泌量が減るということは流されないので細菌が口の中で繁殖してしまい口臭がするのです。特に赤ちゃんは口腔内ケアができませんからよけい口臭がするのです。

赤ちゃんの口臭の対処方法ですが、「気にしない」ことです。一時的なことなのでお茶やお湯をいつもより少し多く飲ませてあげたり、歯みがきをしたり、できない場合にはガーゼで優しく拭いてあげるなどしてあげます。ただ無理強いはしてはいけません。この次期に嫌になってしまうと口臭予防以前に歯みがきが嫌いになってしまうので注意してくださいね。

すぐにできることと言えば水分を多くとらせてあげることでしょうか。すこしは流されるので口臭もましになると思います。



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