2006年7月アーカイブ

幼児も人間ですから口臭は発生してきます。家にお子さんがいらっしゃるところでしたら知っていると思いますが。

まず、幼児の口臭チェックですが、歯が生えていない幼児は舌苔、舌の色、口のニオイ、唾液のネバネバ感で口臭を判断してください。

また歯が生えてきている幼児には口臭チェックにプラス虫歯が無いかどうか見ておくと良いでしょう。虫歯が無くても汚れ、プラークが付いていると口臭が発生してきます。

幼児の口臭の場合には口の中にいる菌の繁殖が唾液で退治しきれなくなっていてカビが生えてしまったり、蓄膿(ちくのう)になっているという状態で口臭が発生していたりします。幼児というのは歯みがきが上手くできないのでお母さんやお父さんの仕上げ磨きで汚れを取り除いてあげてください。

幼児の舌というのはとても敏感なので荒く取り除かずにガーゼなどでふき取るようにしてください。やりすぎると舌が敏感になってしまい唾液の分泌量が調節できないということもあるようですので注意してください。

また幼児の年齢に合わせた歯ブラシを使うのも重要です。今は0歳から年齢別に歯ブラシが出ていますし、子供向けにキャラクターがついているものもあります。楽しく歯ブラシできるような環境を作ってあげてください。

口臭というのは体臭と同じくらい悩んでいる人も多いと思います。ですが最近では口腔内ケアに関心がよせられ歯磨きに関する、歯に関する商品というのが増えてきています。そういったことで自分である程度は虫歯予防や口臭予防ができていると思います。ただキチンとケアできているかとそのケアする時間があるかどうかなのです。

サラリーマンを例にあげてみると、サラリーマンは毎食後に歯を磨くのは難しいと思います。休憩も少ないまま会議だとか、営業で外で食事といったケースがほとんどだと思います。そういう生活をしているうちに口臭が気になりだしたということになると思います。

そうなれば、まずは自分の家でのセルフケアを始めることから始めてみるのをオススメします。といっても口臭は毎日のことですから早く何とかしたいという人には口臭外来といって専門的な口臭治療を行っているところに行くことをおすすめします。

口臭外来というのは専門的な検査と一週間の食生活、口臭の確認などをして口臭の原因をつきとめていきます。口臭の症状によっては口腔内環境の改善やカウンセリングを中心とした口臭への対応をします。歯石取りや、口腔内清掃などは保険内でできます。だたちょっと初診料が高いかもしれません。初診料は2万円前後で再診療は2万円以下くらいだと思います。



このアーカイブについて

このページには、 2006年7月 に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2006年6月です。

次のアーカイブは2006年8月です。

最近のコンテンツはインデックスページ で見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページ で見られます。