口臭の原因: 2007年8月アーカイブ
歯周病になると口臭がするといいますが、それは歯周病が進みすぎた場合に人にもわかるくらいの口臭が発生するということです。
ですから歯周病と診断されたからといって口臭がしているわけではありません。それに歯周病も初期の段階ならば歯周病をくい止める事はもちろん、口臭も防ぐことができます。
そうなるにはこまめに歯医者さんへ歯科検診に行くことです。歯周病や口臭だけではなく虫歯の有る無しもわかりますし、歯石を取ったりすることで口腔内のきれいな状態が続きます。
歯周病というのは字の通り歯の周りの病気のことですが、これは歯周病を引き起こす細菌によって引き起こされる炎症のことをいいます。歯周病は歯肉に炎症が起こっている歯肉炎と歯肉炎が深く進行した歯周炎とがあります。病原菌でもあるプラークがたまり歯と歯茎の間に隙間(ポケット)をつくってしまいそこにもどんどんたまっていき骨を溶かして歯が抜け落ちるというのが歯周病です。やはりこのプラークが口臭の原因だと思います。
ですからまずは徹底的に口腔内をきれいにしてもらいまずは歯周病と口臭の様子をみます。それで治まればあとはこまめに歯医者さんへ行けば良いですが、口臭も治まらないくらい歯周病がひどいものであれば先生と相談してしっかりとした治療計画をたてたほうが良いと思います。