口臭の説明: 2008年1月アーカイブ

口臭というのは字の通り口の臭いと書くのでもちろん歯にも関係してきます。歯に虫歯ができていてすぐに治療して治せば問題ないのですが、そのままほっておくと虫歯が原因で口臭がしてきます。

あとは歯みがきですね。口臭の原因は様々ですが、半数は歯みがきがしっかりできていない、セルフケアができていない為に口臭がするといったケースが多いです。歯みがきしているのにどうして?と思う人もいると思いますが、プラーク(汚れ)がきちんと落ちていないのです。

歯の表面はきれいでも歯と歯の間や歯と歯茎の隙間などには残っている場合が多いです。それが積み重なっていくと口臭が発生してきます。

口臭予防としてまずはブラッシング指導を受けることをオススメします。ブラッシング方法というのは歯ブラシを歯に垂直に90度に当てて磨くスクラビング方法と歯ブラシを歯に45度にあててみがくバス法というのがあります。これは基本的な磨き方です。

スクラビング法というのは主に歯の表面を磨きます。ほとんどの人はこの磨き方だと思います。

バス法というのは歯ブラシを歯と歯茎の境目に当てて小刻みに動かして磨く方法です。これが隙間の汚れを落としてくれてまた歯茎のマッサージにもなり歯茎が引き締まります。

最後に糸楊枝(フロス)で歯と歯の間の汚れを落とせば十分口臭予防になると思います。

最近は口腔内に関心をもっている人が増えてきてますね。特に口臭に関しては誰もが気にしていることではないでしょうか。

そんな人が増えてきているので、最近の歯医者さんはどこも口臭測定器を置くようにしているようです。歯科医や歯科衛生士というのは口臭を自分でかいで測定することもできるのですが、口臭測定器を使ったほうが患者さんも納得しますよね。

アメリカでも多く使われている口臭測定器について紹介したいと思います。それはインタースキャン社が出している「ハリメーター」という口臭測定器です。

ポータブル口臭測定器というのはこのインタースキャン社が出している「ハリメーター」のみだそうです。この口臭測定器「ハリメーター」の特徴というのは検査して数分で口臭を数値的に判断することができます。また口臭の原因もわかるので口臭治療の第一歩となります。

口臭レベルを紹介すると、口臭値60ppb以下ならば口臭な無しです。口臭値60ppb以上99ppb以下ならば正常です。口臭値100ppb以上200ppb以下なら少し注意の口臭有りです。口臭値201ppb以上ならば不快感を与える口臭有りということになります。ちなみに徹夜明けで100ppbくらいでタバコを吸う人で200ppbくらいだそうです。タバコの臭いは不快感を与えるかもしれないということになりますね。注意しなければけません。



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