itosui: 2006年4月アーカイブ

子供の口臭というものがあります。口臭は大人だけのものではありません。
子供の口臭はどのようなときに起こるのでしょうか。
まず、子供の口臭で考えられるのが、耳鼻科的や呼吸器系などの病気の可能性があります。
まずは、小児科の受診を受けることが良いでしょう。

子供の口臭が起こる場合で、その子供の口臭が、あるとき急にひどくなるということは
通常考えにくいものです。
普通の子供の口臭が、だんだんとひどくなっていく、あるいは時々ひどい口臭がするなどの
場合であれば、大半の場合、その子供の口臭の原因は歯科的なものだと考えられます。

子供の口臭のうち、歯科的なものが原因というのは、例えば未治療の虫歯がある場合などが
考えられます。また、いくらかの歯が慢性的な炎症を起こしている場合なども、子供の口臭の
原因となることがあります。
また、子供の口臭の原因として、あまり歯磨きを丁寧にしないということが挙げられることが
あります。このようなことが原因の子供の口臭の場合は、歯垢が沢山たまっていて、それが
口臭の原因となっているのです。この場合は、あまり歯磨きをしていない証拠として、
歯磨きをすると出血を起こすこともあります。

他に子供の口臭として考えられる原因には、子供が鼻で呼吸をせずに口で呼吸をしている
場合などが考えられます。
口臭は、口の中が乾くと起こることがあるのです。そのため、子供が口で呼吸をしている場合
子供の口臭が起こってくることがあるのです。

また、その他の原因としてはニオイのきつい食べ物を子供が食べた場合なども子供の口臭の
原因となります。

大人の口臭の原因として多いものは、歯周病なのですが、この歯周病というのは、子供には
あまり起きないものです。
そのため、子供の口臭の原因で歯周病というのは考えにくいのです。
子供の口臭のほとんどが、いい加減な歯磨きによる磨き残しだったりすることがあります。
このようなものが原因で起こる子供の口臭の場合には、親がしっかりと歯磨きを丁寧にする
ことを教えるなどして、見守ってやるひつようがあるでしょう。

また、子供の口臭を防ぐ手段として「食べたらすぐに、歯を磨く癖」を子供につけてあげると
よいでしょう。
また、子供の口膣内は自浄作用があります。そのため、歯磨き剤をつけずに歯を磨かせたところ
子供の口臭が消えたという例もあります。
これは、大人には必要な界面活性剤などが子供には不必要なためです。
いずれにせよ、子供の口臭が起こった場合、親がしっかりと検査や点検をしてあげることが
大切です。



このアーカイブについて

このページには、 itosui2006年4月に書いたブログ記事が含まれています。

前のアーカイブはitosui: 2006年3月です。

次のアーカイブはitosui: 2006年5月です。

最近のコンテンツはインデックスページ で見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページ で見られます。